電動ドリルドライバー

電動工具の一般的選び方

◆ 充電式(バッテリータイプ)・コード式の違い

DIYで使う電動工具にはコード式と充電式があります。どんな電動工具でも両方ある訳ではありません。また、両方式があるものでも、大半はどちらかのタイプが主流となっています。例えば電動丸ノコなどはバッテリータイプもありますが、パワーが長続きしない理由でコード式が主流です。

しかし、やはりDIY作業上コードは邪魔ですね。今後更にバッテリーの技術が進歩して、軽く・パワーが長持ちし・充電時間が短く・安価なバッテリーが開発されれば、電動工具はすべて充電式になると考えます。当たり前ですが・・・。

コード式・・・利点:パワーが安定している。
バッテリーが不要なため、充電式より軽い。

欠点:作業時コードがじゃまになる場合がある。
野外においての作業時は延長コードが必要になる場合がある。

充電式・・・・利点:コードが無い為、野外など電源がない場所でも作業できる。

欠点:長時間使用しているとパワーが落ちてくる。
バッテリーが付いているため重い。

選ぶポイント:
・バッテリー電圧は12V以上のものを選ぶ。これから買うなら14.4V以上のリチウムイオン電池だとパワー不足を感じることが少なくがおすすめ。
・フル充電で可能な作業量をチェック。
・充電時間はできるだけ短い方が良い。
・複数の電動工具を購入する場合は、統一したバッテリーのものを選ぶと使い回しができて便利。

◆ 電動工具別の充電式(バッテリータイプ)・コード式の選び方

コード式がおすすめな電動工具・・・電動丸ノコ、電気ドリル、ジグソー、ディスクグラインダー、電気カンナ など

充電式がおすすめな電動工具・・・インパクトドライバー、ドライバードリル など

電動工具を使用時の注意点

DIYに便利な電動工具ですが、使い方を誤ると大変危険です。ここでは電動工具を使う上での一般的な注意点を挙げました。

  • ドリルやブレードなどを交換する時は、「充電式ではバッテリーを外す」、「コード式はコンセントからプラグを抜く」ようにし、誤ってスイッチに触れても電動工具が作動しないようにする。
  • コード式で延長コードを使用する場合、使う電動工具のワット数に対応しているか確認。
    丸ノコなどは1,000Wを超える電気を使用する場合があり、安物の延長コードは発火の危険があります。また、延長コードをあまり伸ばさなくて届く場合でも、リールに巻いた状態で使うと熱を持ち発火の恐れがあり危険。必ずリールドラムから引き出して使いましょう。