先日「 昭和に学ぶエコ生活 」という本を読みました。昭和の懐かしい写真がカラーで沢山載っていてよい本だと思いました。
その中で「鋳掛け」の紹介がありました。私も小さいころの記憶にありますが、むかしは金属製のヤカンや鍋・釜・バケツなどに穴があくと、「鋳掛け」という修理を行ってまた使っていました。本当に物を大事にしていた時代でした。使い捨ての時代を経て最近はエコがさけばれ少しは物を大切にしようという風潮になってきましたが、昭和の戦後の時のような徹底した節約には遠く及ばない気がします。
鋳掛けとは鍋などに空いた穴を金属を溶かして流し入れ補修することで、当時はその修理を専門に行う「鋳掛け屋」という職業がありました。
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LED電球