毎日暑いですね。日本の夏は湿度が高いのでたまりません。
そんな日本の夏を涼しく過ごす昔からの日本人の知恵をご紹介。
先日テレビの「和風総本家」で日本の夏を涼しくするベストを紹介していました。
いろいろありましたが、ベスト1に輝いたのが「打ち水」でした。意外?
金魚や花火をおさえ堂々第1位が打ち水。
「打ち水」ただ水を撒くだけでどんな効果があるのでしょうか。
私は単に一時的に庭や道路が冷えて涼しく感じるだけだと思っていましたが、いやいや結構科学的根拠があるんですね。
打ち水は撒いた水が蒸発することで熱を奪い、それによりわずかではあるが、気温を下げる効果があるのだそうです。ちょっと専門的にいうと気化熱を利用して温度を下げるということです。
◆ 打ち水のコツとは
まずは打ち水を行う時間、一般的に朝夕の日が高くない状態で行うのが好ましいと言われていいます。 つまり、夏の気温が高い状態でアスファルトに打ち水をしても、水はすぐに蒸発してしまい、気化熱による気温上昇の抑制効果が得にくい為です。
また、朝夕の比較的気温が低い時間に行うことにより、その効果を持続させることができます。
つまり、打ち水のコツとしては、朝夕の涼しい時間帯に地面や家の壁などに、バケツなどにためた水を少量ずつ撒くのが良い(ホースなどで水を多量に撒くのではなく)ようです。
打ち水には、涼しくする効果だけでなく、道路などの埃を抑える効果もありますね。省エネで夏の暑さを乗り越えましょう♪
日本の夏を涼しくする方法(その2)
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